数あるフリマアプリの中でも人気、ユーザー数ともにダントツなのは、現時点ではメルカリです。
ラクマもメルカリに続いてテレビCMなど広告費もかけています。
一見、メルカリが独り勝ちのように報じられることも多かったりするため、「ラクマは売れない」なんて言われることも多々あるわけですが、はたして本当にそのとおりでしょうか?
…という疑問を抱いている人も結構いらっしゃるのではないかと思います。
誰かがそう言っていたからではなく、その背景や理由について少し考えてみると本質が見えてくるものです。
この記事では、メルカリよりもラクマは売れないといわれる理由を掘り下げていきます。
なぜラクマは売れないと言われるのか?商品を見直そう
「ラクマは売れない」と主張するメルカリユーザーさんの中には、実はメルカリとラクマに同じ商品を同時出品している人もいたりするんじゃないかな?
ちなみに手元に在庫がひとつしかない状態でメルカリとラクマに二重出品する行為は、うまくやらないとトラブルに発展するのでご注意ください。
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まったく同じ商品を同時にメルカリとラクマに出品してどちらが売れるかを比較した場合、もちろん商品にもよりますが、大半の場合は確率的にメルカリのほうが売れる可能性は高くなります。
どうしてもユーザー数が多いほうが有利ですからね。
このような背景もあって「メルカリと比べてラクマは売れない」と言われてしまうことは多々あるのではないかと思います。
とくに流行の人気商品でしたら、なおさらこの傾向は強いですからね。
だからこそ、メルカリの圧倒的なユーザー数を利用して下記のような手口が横行するのかも知れません。
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他にも男性向けだったり、中高生向けの商品はラクマよりメルカリのほうが売れる確率が高いことが予想できます。
その理由として、元々ラクマの前進であるフリルは女性専用フリマアプリとしてスタートしていて、現在もまだ多少はその名残があったりしますし、メルカリユーザーさんには中高生も沢山いるようですが、中高生の流行というのは「みんなが使っているから自分も使う」といった感じで、自分が利用しやすいという判断よりも周囲の影響に流されやすく、どうしても数が多いほうに偏ってしまう傾向が強いということが考えられます。
こういった場合、一般的ないわゆる売れ筋商品というのは、とくに圧倒的にユーザー数が多いメルカリのほうが有利です。
万人向けの商品ほどユーザー数が多いメルカリのほうが売れやすくなるため、主にコスメやファッション、美容系が強いと言われるラクマではそのような商品は売れ難くなります。
商品が売れない背景には理由というものがあるわけです。
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ユーザー数を比較するのではなく各フリマアプリのユーザー層で考える
ユーザー数が多いほうが有利な商品というのは、当然、メルカリが最も売れやすい傾向にあるのはご理解頂けたと思います。
しかし、ユーザーさんというのは、ひとりひとり違うわけで、性別、年齢、趣味嗜好など…どのような人たちがそのフリマアプリを利用しているのかで売れる商品というのは変わります。
女性ユーザーさんが多い場所では、当然、男性専用の商品は売れ難いですよね?
たとえば、コスメ、美容系の商品が頻繁に取引されているラクマで、男性用の髭剃りを出品しても売れ難かったりします。ここだけを切り取って「ラクマは売れない。」と言われても、そもそも髭剃りという商品の特徴がラクマのユーザー層に合っていないだけの話だったりするわけです。
極端な例え話をさせて頂きましたが、要は「どんな人に何を売るか?」が重要だということです。
以上、「メルカリよりラクマは売れない」と言う前にメルカリとラクマの違いをきちんと理解したうえで、それぞれのユーザー層に合った商品を扱う必要があります。という話でした。
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