メルカリには膨大な数の商品が出品されています。
中には需要のわりには出品数が少ない商品、供給過多となっていて価格競争の激しい商品なども当然あるでしょう。
誰でもできる限り早く、そして安く、ほしい商品を手に入れたいという欲求は持っていると思います。
- できれば最安値で狙っている商品を買いたい
- ライバルに購入されてしまう前に誰よりも早く買いたい商品がある
- より詳細な状態を確認したうえで商品を購入したい
- 中古でも状態の良い商品を最安値で買いたい
- 具体的な商品名までは決まっていないけれど、電子レンジやパソコンなどほしいカテゴリーの商品がある
- できるだけ時間をかけずに目当ての商品にたどり着きたい
とくに上記のような欲求を満たすためには、メルカリ検索のコツをつかんでおく必要があります。
メルカリ検索のコツといっても、特別難しいわけではありません。
メルカリの検索機能の特徴と使い方を最低限、覚えておくだけで、ただ漠然と商品を探し続けるよりも効率よくほしい商品にたどり着くことができます。
メルカリに限った話ではありませんが、インターネットの世界では、検索が上手にできる人とできない人との間に格差が生じます。
検索が上手にできる人は得をして、できない人は損をする確率が高くなるということです。
検索というのは、何かを調べたり、探したりして目的に辿り着くためには必要最低限の技術だと考えてください。
目次
メルカリの検索方法
メルカリでの商品検索の基本的なやり方は以下のとおりです。
メルカリの検索方法(基本)
- キーワード検索
- カテゴリーからさがす
- ブランドからさがす
- 保存した検索条件
- 検索履歴
アプリを起動して画面上部の検索窓をタップすると、どの検索方法を使うか選択できるようになります。
上記の検索窓をタップすると以下の検索方法を選択する画面が表示されます。
まずは、この基本的な検索方法でメルカリに出品されている無数の商品の中から目当ての商品を探していきましょう。
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キーワードからさがす検索方法
メルカリを起動して検索画面の「キーワードからさがす」と書かれている箇所をタップすると、キーボードが表示されるので、探している商品名や関連するキーワードを入力して検索します。
購入する商品が具体的に決まっている時は、商品名や型番などのキーワードを直接入力して検索する方法が最も効率的です。
また、「商品名+未開封」「商品名+未使用」「商品名+格安」といった感じでキーワードを組み合わせて検索しても良いでしょう。
キーワードを入力して商品を探す場合は、購入を検討している商品があらかじめわかっている状態が望ましいということです。
カテゴリーからさがす検索方法
メルカリの検索画面で「カテゴリーからさがす」をタップすると、商品カテゴリーの一覧が表示されます。
カテゴリーが一覧表示されます。
上記は大きなカテゴリーです。
カテゴリー一覧画面に表示されている大きなカテゴリー名をタップすると、今度はそのさらに下にある小さなカテゴリーが一覧表示される仕組みになっています。
たとえば、レディースのカテゴリーをタップしてみると、以下のようにさらに詳細やカテゴリーが選択できます。
上記の画面ですべてのレディース商品を見たい場合は「すべて」を選択しましょう。
ジャケットやアウター、バッグなどを個別に見ていきたいのであれば、それぞれのカテゴリー名をタップしてください。
たとえば、「トップス」を選択すると、さらに細分化されたカテゴリーが表示されます。
上記の画面でメルカリに出品されているすべてのトップスを検索する場合は「すべて」を選択、それ以外は各カテゴリーをタップしましょう。
たとえば、ここでは「Tシャツ/カットソー(半袖/袖なし)」を選択します。
現在メルカリに出品されているレディースのTシャツ/カットソー(半袖/袖なし)が検索結果に表示されます。
あとは、検索結果からほしい商品を探していくだけです。
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ブランドからさがす検索方法
メルカリの検索画面で「ブランドからさがす」を選択してください。
「ブランドからさがす」をタップするとメルカリにカテゴリー登録されているブランドの一覧が表示されます。
ブランド検索は直接検索窓にブランド名を入力してもOKです。
メルカリにカテゴリー登録されているブランドは、上からアイウエオ順に表示されます。
商品の探し方は、先ほど説明したカテゴリーからさがす場合と同様です。
各ブランドを選択して「決定」をタップすれば、そのブランドの商品が検索結果に反映される仕組みです。
ブランドの選択は複数できます。
上記の画面でチェックを入れたブランドに関する商品が検索結果に反映されます。
あとは、目当ての商品を検索結果から探していくだけです。
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保存した検索条件とは?
メルカリでは、検索したキーワードや条件を最大100個まで保存することができます。
メルカリで頻繁に検索するキーワードを保存しておくと検索する手間が省けます。
消耗品やリピート商品の検索条件を保存しておくと便利です。
検索条件の保存は、商品の検索結果画面の下部に表示される「この検索条件を保存する」で行います。
保存した検索条件の右側にあるメニューをタップすると、新着通知設定の編集と削除ができます。
新着通知設定の編集画面では、保存した検索条件で新しい商品が出品された時にプッシュ通知・メール通知で知らせてくれるようにそれぞれ設定可能です。
保存する検索条件は、キーワードはもちろん、絞り込み検索の条件が保存されます。
メルカリは検索履歴も保存される
メルカリでは、検索履歴が保存されます。
この検索履歴から自分が過去に検索した商品を探すことができます。
検索条件を保存するまでもなく、以前、探していた商品を再度確認する際に検索履歴を利用すると便利かも知れません。
またメルカリの検索履歴は削除できます。
検索履歴の削除は、キーワードの横のメニューをタップすると表示される「削除」を選択すればOKです。
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メルカリでの検索結果の並び替え
メルカリの検索結果は、以下の順番で並び替えることができます。
- おすすめ順
- ショップ
- 価格の安い順
- 価格の高い順
- いいね!順
目的に応じて検索結果を並び替えてみると、より目当ての商品が探しやすくなるかも知れません。
検索結果の並び替えは、検索後、商品一覧が表示されたら、検索窓の下で行います。
上記の画面を左右にスライドさせて検索結果の並び替えをしてください。
では、かんたんにそれぞれの検索結果について解説していきましょう。
おすすめ順
メルカリの検索結果をおすすめ順に並び替えると、ユーザーさんの行動履歴(検索・購入・いいね!など)から関連商品が自動的に並び替えられます。
おすすめ順がどのような基準で並び替えられるのかは、メルカリからの公式発表もないため、現段階ではわかりません。
ネット上には以下のような情報があるようですが、あくまで参考程度に留めておいたほうが良いでしょう。
メルカリのおすすめ順(基準)の噂
- 出品者の取引数
- 出品者の評価
- 検索キーワードが完全一致に近い順
- 商品の状態が良いものを優先
- 出品されたから時間が経っていない新着商品
- 同じ商品でも相場より安い価格で出品されている商品
上記はあくまで憶測です。
ショップ
検索結果の並び替えで「ショップ」を選択すると、メルカリShopsに出品されている商品が表示されます。
ショップ順での並び替えは、個人のメルカリ出品者さんではなく、メルカリShopsで購入したい商品がある場合に便利です。
ショップは、主にメルカリShopsに出品されている商品を絞り込む際に選択すると良いでしょう。
価格の安い順
販売価格が安い商品から順番に並び替えて表示されます。
とにかく商品を安く買いたい場合には有効です。
ただ安いという理由だけで飛びつくのではなく、きちんと商品の状態や出品者さんの評価などを確認することをお忘れなく!
価格の高い順
販売価格が高い商品から順番に並び替えて表示されます。
わざわざ高い値段の商品を選んで購入する人は珍しいと思います。
価格の高い順で並び替えるのは、自分が同じ商品を出品するにあたっての相場のリサーチの時だったりします。
私の場合は、自分がこれから出品しようと思っている商品が、どれくらい高い値段で売れているのかを調べる際に活用するといった感じですね。
いいね!順
いいね!が多くついている商品を優先して表示されるため、メルカリでの人気商品がすぐにわかります。
いいね!がたくさんつくということは、それだけその商品がほしいと思っている人も多いですからね。
商品の購入を検討している時だけでなく、これからメルカリに出品しようとしている商品がどれくらい人気なのかをリサーチする際に、検索結果をいいね!順に並び替えてみるのも良いでしょう。
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メルカリは絞り込み検索の使い方が重要
メルカリの検索機能を使いこなすコツとして最も重要なのが、絞り込み検索です。
メルカリではこの絞り込み検索をどの程度使いこなせるかで、目当ての商品にたどり着くスピードが決まるといってもいいでしょう。
絞り込み検索の使い方としては、まず先ほどご紹介した検索方法で検索結果画面を表示してください。
この場合、商品の状態やサイズ、価格帯などもさまざまで非常にざっくりとした検索結果が表示されます。
なので、より具体的な検索結果になるよう、条件を絞り込んでいく必要があるというわけです。
step
1絞り込み
まずは、検索結果画面の「絞り込み」をタップしましょう。
絞り込み条件の設定画面が開きます。
step
2絞り込み条件の入力
以下の画面が表示されたら、必要に応じて絞り込む条件を入力していきましょう。
以下の項目を必要に応じて入力後、「完了」をタップすれば、検索した商品の細かい条件を絞り込めます。
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除外キーワード
除外キーワードとは、文字通り検索キーワードから除外するキーワードです。
たとえばiPadを探しているとして、商品タイトル・説明文に「ジャンク」という言葉が入っているものを除外する場合は、除外キーワードに「ジャンク」と入力します。
なお、ジャンク品については以下の記事でも解説しています。
動作品がほしい時に故障していて部品取りを目的としたジャンク品が検索結果に表示されると邪魔ですからね。
除外キーワードの具体的な使い方については以下の記事を参考にしてみてください。
カテゴリー
その商品が出品されているカテゴリーを設定します。
カテゴリーを絞らないとまったく意図しない商品が、検索結果に表示されてしまう場合があります。
とくに商品名が同じで、用途が異なる商品がある場合は注意が必要です。
また、探している商品の関連書籍なども同じ検索結果に表示されてしまうと邪魔なので、そういった場合は絞り込みでカテゴリーを設定しておいても良いでしょう。
ブランド
必要であればブランドの絞り込みも有効です。
たとえば、メルカリでパソコンを購入しようと思っている場合、ブランドで絞り込むと指定したメーカーの商品が検索できて便利だったりします。
検索方法で「ブランドからさがす」を選択していなくて、後から絞り込み検索でブランドを指定することもできます。
サイズ
洋服や靴などは人によってサイズが違いますよね?
メルカリでは絞り込み検索で自分に合ったサイズを指定できます。
洋服や靴だけでなく、テレビやカメラ、ヘルメット、タイヤなどさまざまなカテゴリーの商品でサイズを絞り込めます。
色
同一商品で複数カラーが販売されている場合、個別に色を指定して絞り込むと便利です。
たとえば、スマホなんかも同じ商品だけど、色違いが販売されているケースが多いと思います。
特定のカラーを探している場合、絞り込み検索で色を指定すると効果的です。
価格
メルカリの検索結果を価格で絞り込む場合、Minに最低価格、Maxに最高価格を入力してください。
たとえば、Minに1000、Maxに3000と入力した場合、最低価格は1,000円、最高価格は3,000円となるので、1,000~3,000円で出品されている商品に絞り込めます。
この場合、1,000円未満の商品や3,001円以上の商品は検索結果に表示されません。
あらかじめ予算が決まっている時は、価格で絞り込むと便利です。
商品の状態
キーワード検索だけでは、検索結果画面に表示される商品も新品未使用や状態の悪い中古品がゴチャ混ぜです。
もし新品を探しているのに状態の悪い中古品が同じ検索結果画面にたくさん表示されたら、探すのも大変ですよね?
そういった手間を省くためには、商品の状態で絞り込む必要があります。
商品の状態は以下の中から複数同時に選択できます。
メルカリで商品の状態を絞り込む
- 新品、未使用
- 未使用に近い
- 目立った傷や汚れなし
- やや傷や汚れあり
- 傷や汚れあり
- 全体的に状態が悪い
上記の商品の状態は、あくまで出品者さんの判断によるものです。
配送料の負担
メルカリに出品されている商品には、配送料を出品者さんが負担するものと購入者さんが負担するものがあります。
事前に送料込み(出品者負担)か着払い(購入者負担)かを絞り込んでおくと便利です。
配送オプション
メルカリの絞り込み検索では、配送オプションの指定もできます。
上記の画面で匿名配送・郵便局/コンビニ受取・オプションなしを指定できるようになっています。
匿名配送については以下の記事で解説しているので、参考にしてみてください。
販売状況
通常、メルカリでキーワード検索すると売り切れた商品も検索結果に表示されてしまいます。
商品が過去にいくらで売れたのかを調べたい場合は、売り切れた商品が検索結果に表示されていても構わないのですが、現在販売中の商品だけを表示したいこともあるでしょう。
そんな時に便利なのが、販売状況の絞り込み検索です。
上記の画面で販売中、または売り切れにチェックを入れるだけで商品の販売状況がかんたんに絞り込めます。
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メルカリは出品者で絞り込み検索できない
メルカリの検索機能の使い方について一通り解説してきましたが、残念ながらメルカリは出品者検索ができません。
絞り込み画面で特定の出品者を指定することも現在は不可となっています。
しかし直接出品者さんを検索することはできませんが、特定の出品者さんの販売商品を見ることはできます。
以下の方法は出品者検索ではありませんが、特定の出品者さんから商品を購入したい場合、役に立つのではないでしょうか?
メルカリで特定の出品者の商品をチェックする方法
- あらかじめ気になる出品者はフォローしておく
- フォローした出品者のプロフィールを表示
- 出品商品を表示
上記のやり方が一番よく使われる方法だと思います。
しかし、このやり方だとフォローしていない出品者さんを探すのが困難です。
こういった時こそ、検索履歴を使えば自分が過去にメルカリで検索したキーワードを逆上って、チェックしたい出品者さんが見つけるかも知れません。
メルカリの絞り込み検索で地域を指定することはできない
残念ながら2022年時点では、メルカリの絞り込み検索で商品の発送元地域を指定することはできません。
ただし、出品者さんによっては商品説明文に自分が住んでいる地域を記載しているケースもあるため、「地域名 商品名」といったキーワードで検索すると検索結果に出てくる可能性も考えられます。
たしかに出品者さんの発送元地域で絞り込み検索できたら便利なのはわかりますけどね…
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メルカリではand検索やor検索はできない
Google検索などで一部の人たちが使っているand検索やor検索ですが、メルカリではできないようです。
and検索・or検索についてかんたんい説明すると以下のとおりです。
検索の仕方 | 用途 |
and検索 | キーワードとキーワードの間に+またはandを入れることによって両方のキーワードを含む検索結果を表示させる |
or検索 | キーワードとキーワードの間にorを入力することによってどちらかのキーワードを含む検索結果を表示させる |
メルカリで#検索?
メルカリではハッシュタグが設定できます。
ハッシュタグについては以下の記事を参考にしてみてください。
先ほどメルカリには出品者検索機能はないと書きましたが、出品者さんによっては自分のニックネームでハッシュタグをつけている人もいます。
なので、出品者さんのニックネームやIDで検索すると探している出品者さんが運良く見つかる可能性もあるということです。
ハッシュタグ検索はメルカリの検索窓でキーワードの前に#をつけて入力すればOKです。
メルカリで似たような商品を探す写真検索機能は終了?
以前、iOS版メルカリ限定ではありましたが、写真から似たような商品を探す写真検索機能が話題になりました。
しかし、写真検索機能は2021/4/13(火) をもって終了しています。
写真検索機能でどこまで似たような商品を見つけることができたのかは終了してしまった現在ではわかりませんが、やはり商品写真というのは、角度や光のあたり方など細かい環境に左右されるため、難しいようにも思えますね…
メルカリの検索画面は初心者でも使いやすい
メルカリの検索画面は、初心者さんでも直感的に操作できるように整理されているのでとてもシンプルです。
まずは基本的な検索方法でざっくりとした検索結果を表示させておいてから、目的に応じて絞り込み検索をかけていきます。
最初から求めている商品に一気に辿り着こうとするのではなく、徐々に絞り込んでいくのがコツです。
また検索条件の保存や検索履歴を上手に使えると、時間短縮にもつながるため、効率もアップするでしょう。
すぐに購入を決めずに何日か状況を観察して、条件に合った商品がメルカリに出品された瞬間を狙うのであれば、検索条件の保存とプッシュ通知・メール通知を設定しておくと便利です。
ぜひ、この機会にメルカリでの検索のコツを掴んでおいてください。
メルカリ購入者さんは必読!
メルカリ購入者さんは、こちらを読めば買い物の流れ、購入手続き、トラブル対処法などが一通りわかるようになっています。