メルカリでは会員登録、および商品の出品に関して費用はかかりませんが、出品している商品が売れた場合、10%の販売手数料が発生します。
メルカリの販売手数料は、商品を出品する際に自動的に計算してくれるため、いちいち自分で計算する必要はありません。
参考記事販売価格を決めて出品完了
たとえばメルカリに出品した商品が10,000円で売れたとしたら、販売手数料10%の1,000円が差し引かれて、実際に取引完了後にメルカリから入金される金額は9,000円になるという話です。
- メルカリの販売手数料は高すぎる!
- メルカリの手数料はぼったくり!
- メルカリ手数料取りすぎ!
- メルカリ手数料えぐい!
上記のように思わず、文句を言いたくなるメルカリユーザーさんも当然いらっしゃるでしょう。
実際にメルカリの手数料が高いかどうかは人それぞれの価値観によるものだったりしますが、この記事ではメルカリと他のフリマアプリなどを比較しながら、メルカリの手数料は本当に高いのかどうかについて掘り下げていきます。
目次
メルカリの手数料10%は本当に高すぎる?
ネットでメルカリの販売手数料について検索してみると「メルカリの手数料10%は高すぎはしないか?」といった意見がチラホラと目に入ってきます。
おそらくラクマがまだ株式会社楽天に買収される前のフリルという名前だった頃を知っているメルカリユーザーさんでしたら、当時のフリル(現ラクマ)は販売手数料無料だったこともあり、メルカリの手数料10%は高く感じると思います。
とはいえ、現在はラクマも販売手数料6%(税抜き)なのでメルカリよりは多少安いです。
メルカリとラクマの販売手数料を比較して「メルカリの販売手数料10%は高い」という意見が出てくるのは理解できます。
しかし「高すぎる」「ぼったくり」「取りすぎ」「えぐい」という言葉が出てくるほどでしょうか?
もちろん人それぞれの価値観や金銭感覚にもよると思います。
何が言いたいのかというと、メルカリの販売手数料10%が「高すぎる」と思うのは手数料というより感覚の問題なのではないでしょうか?
メルカリも利益を上げるためのサービスなので、ユーザーさんから手数料を徴収する必要がありますし、会社側が儲かった分は更なるサービスの充実やキャンペーン、招待コード入力による招待ポイントなどに還元されます。
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以上を踏まえたうえで、メルカリの手数料は本当に高すぎるのかどうかを考えてみると良いでしょう。
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メルカリと手数料は販売手数料、振込手数料、支払い手数料
この記事のテーマはメルカリの販売手数料10%に焦点を当てていますが、他にも手数料が発生します。
メルカリ出品者側だと商品を発送する際の梱包資材や配送料金などもさらに負担しなければなりません。
ここでは梱包資材や配送料金は割愛して、手数料のみに焦点を当てていきます。
メルカリの主な手数料は以下のとおりです。
メルカリの手数料
- 販売手数料
- 振込手数料
- 支払い手数料
上記についてかんたんにまとめると以下のとおりです。
手数料の種類 | 負担額 | 手数料発生の条件 | 手数料負担 |
販売手数料 | 販売価格の10% | 出品商品が売れて取引を完了 | 出品者 |
振込手数料 | 200円 | 売上金を指定の銀行口座に入金 | 出品者 |
支払い手数料 | 100円 | コンビニ・ATM支払い、キャリア決済(d払い、auかんたん決済、ソフトバンクまとめて支払い)利用時 | 購入者 |
メルカリの手数料については以下の記事でも解説しているので参考にしてみてください。
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メルカリを利用するには、販売手数料以外にもその他諸々のコストを計算する必要があるということです。
販売手数料10%が高いという前にコスト計算がしっかりできているかどうかが問題だったりします。
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メルカリ・ラクマ・PayPayフリマの販売手数料を比較
高いといわれるメルカリの販売手数料10%ですが、他の主要フリマアプリと比較してみましょう。
メルカリ・ラクマ・PayPayフリマの販売手数料を表にまとめると以下のとおりです。
メルカリ | 商品販売価格の10% |
ラクマ | 商品販売価格の6%(税抜き) |
PayPayフリマ | 商品販売価格の5% |
あらためて比較してみると、たしかにメルカリの販売手数料は高いです。
PayPayフリマの5%に対してメルカリの販売手数料は2倍ですからね…
販売手数料の安さだけを考えると、PayPayフリマが一番ということになります。
とはいえ、ラクマが販売手数料を3.5%から6%に引き上げたように今後、PayPayフリマも手数料を値上げする可能性は十分あり得ます。
フリマアプリだけで比較すると、やはりメルカリの販売手数料は高いことには間違いありません。
しかし、それでもメルカリを利用し続ける人はたくさんいるのはどうしてでしょうか?
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メルカリ・ヤフオク・Amazonマーケットプレイスの手数料を比較すると?
先ほどはメルカリ・ラクマ・PayPayフリマといった3つの主要フリマアプリを比較しましたが、今度は個人が商品を出品できるサービスとしてヤフオクとAmazonマーケットプレイスも比較してみましょう。
ヤフオクはオークションサイト、Amazonマーケットプレイスはネットショップ的な用途で主に利用されています。
フリマアプリと比べて販売手数料も少々複雑になっていますが、メルカリと合わせてヤフオクやAmazonマーケットプレイスを利用している方も多いようです。
メルカリ | 商品販売価格の10% |
ヤフオク |
|
Amazonマーケットプレイス |
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上記は販売手数料のみを比較したものですが、ヤフオクやAmazonマーケットプレイスの場合、それ以外にも手数料が発生します。
ヤフオクの場合は、Yahoo!プレミアム会員は有料なので別途月額料金がかかります。
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Amazonマーケットプレイスの手数料はさらに複雑です。
くわしくは、Amazonの公式サイトをご確認ください。
ヤフオクやAmazonマーケットプレイスと比較すると、メルカリの販売手数料はそれほど高すぎるとは感じません。
おそらくAmazonマーケットプレイスの大口出品でFBA販売をしている人の中には、高すぎるのはメルカリよりもAmazonの手数料だと思う人も結構いらっしゃるのではないでしょうか?
販売手数料が高いメルカリを使う理由
ラクマやPayPayフリマと比較してもメルカリの販売手数料10%が一番高いことは事実です。
しかし、それでもどうしてメルカリユーザーは離れないのでしょうか?
手数料が高いと言っておきながらもメルカリを継続して利用する理由として、メルカリは他のフリマアプリと比較すると会員数も多く、商品の取引頻度が最も高いということが考えられます。
同じ商品を出品するにしても、販売手数料が安いラクマやPayPayフリマでは全然売れなかったのにメルカリに出品したらすぐに売れたというケースは多々あります。
結局のところ、販売手数料が安くても出品した商品が売れなければ利用価値が低いということです。
そう考えるとメルカリのユーザー数と知名度には、10%の販売手数料を支払う価値があるのかも知れません。
多少手数料の負担が高くても、商品をとにかく早く売りたい人にとっては、やはりメルカリが今のところベストだったりするのが現状ではないでしょうか?
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