メルカリでは常に利用規約に反する行為を厳しく取り締まっています。
長年の利用者であれば薄々感じているかと思いますが、年々、取り締まりは厳しくなってきてますよね?
メルカリで規約違反が発覚した場合は、当然、ペナルティーが課せられるわけですが、そのひとつとして出品停止というのは最も代表的なものだったりします。
以前にも他の記事で触れましたが、出品停止には数時間の利用制限から無期限の利用停止までといった感じで、いくつかの段階があります。
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目次
メルカリのペナルティに注意!利用制限の原因とは?
人が何かの目的を持ってたくさん集まる場所にはルールが必要ですよね? どれだけたくさんの人が集まってもそこが無法地帯だったらトラブルばかりで、快適なサービスは成立しません。 メルカリにおいてもそれは同様 ...
今回の記事は正直言うと、上記の記事と内容が被っている部分もあったりするのですが・・・
補足的な意味合いも兼ねて、出品停止にならないための対策を練るために参考にしていただければと思っています。
なぜ出品停止させられるのか?(理由)
メルカリの利用規約に抵触していることが発覚した場合、ペナルティーとして出品停止させられるということについては、すでに前述したとおりですし、実際にどんなことをしたら出品停止になるのか? についても過去の記事でも触れているので、ここでは出品停止に至る背景を着目してその理由を考えてみたいと思います。
参考記事 どうすればペナルティーに?
何かしらご自分の出品商品に規約違反があったことが発覚する原因として最も多いのは、主に以下の4つではないかと思います。
- 他のメルカリユーザーさんから通報された場合
- 禁止ワードや検索ワードが検出された場合
- 出品禁止物の出品
- 出品のやり方に問題あり(出品→削除→再出品の繰り返し、自動出品)
上記については、あくまでも最も多いと思われる事例です。
話をわかりやすくするためにあえて細かいことを省いてシンプルにしているという趣旨で捉えてください。
あと、この記事のテーマが出品停止ということなので、ここでは出品者さんの立場で書いているというのはご理解頂いてますよね?
以上を踏まえたうえで、簡単にひとつずつ説明していきましょうか。
他のメルカリユーザーからの通報で出品停止
一番多いのがマイルール(ローカルルール)を事務局に通報されるというパターンかと思います。
メルカリの利用規約ではマイルール(ローカルルール)は原則として禁止行為に該当しますからね。
マイルールについては下記の記事を参考にしてみてください。
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メルカリのマイルール(独自ルール)はトラブルのもと?
メルカリに少し慣れてくると、プロフィールや商品説明文に、やたらと取引について条件を押し付けるかのような記載をしているユーザーが目に付くことがあるかと思います。 たとえば「プロフ必読!!」だとか、「即購 ...
以下の場合は、とくに通報されやすいように思えますのでご注意ください。
- ノークレーム、ノーリターン、ノーキャンセル(3N)
- いかなる理由でもキャンセル不可
- 独自ルールに従わない場合は商品を発送しない
また、商品画像の盗用や説明文に問題があったり、詐欺的な内容だと判断され兼ねない場合も通報されやすいかと思います。

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禁止ワードや検索ワード羅列による出品停止
禁止ワードおよび検索用に出品商品とは関係のないキーワードを説明文に羅列する行為については、下記の記事でも詳しく書いてあるので参考にしてみてください。
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メルカリの禁止ワード・検索用キーワード羅列には注意!
メルカリには禁止ワードがあります。 なのでメルカリに商品を出品する時は、この禁止ワードに気をつけなければいけません。 メルカリに商品を出品する際に商品タイトルや説明文に禁止ワードが入っていると、出品を ...
出品商品に禁止ワードが含まれていた場合は、出品自体ができなかったりすることもありますが、検索ワードの羅列については、やはり第三者である他のユーザーさんから通報されて出品停止に至ることが多いのではないでしょうか?
また、伏せ字を使って禁止ワードを回避する行為も通報されたりします。

出品禁止物の出品(ペナルティ)
メルカリには規約によって出品できない商品も結構あります。
そういった出品禁止物を出品すること自体が規約違反なので、当然、出品停止になるリスクは大きいと考えて良いでしょう。
出品禁止物については下記の記事を参考にしてみてください。
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メルカリ出品禁止物まとめ
メルカリは、スマホひとつで簡単に商品を出品できる手軽さが非常に便利ですが、どんな商品でも出品できるわけではありません。 当然、利用規約で出品禁止とされている商品があります。 もしメルカリで出品禁止物を ...
また、出品禁止物については一度、メルカリのガイドをきちんと読むことをお勧めします。
出品のやり方に問題がある場合
メルカリでは新しく出品した商品が検索画面の上位に表示されるシステムになっているため、商品を出品してから数日が経過しても売れ残っている商品などはユーザーさんの目に止まり難くなってしまいます。
そういったシステムを逆手にとって(?)、商品を出品して数時間後に一旦削除、そしてまた再出品といった作業を繰り返すことで上位表示をキープしようと考えるユーザーさんも過去に沢山出てきました。
また、それらの面倒な作業を自動化できるツールなんかも過去にあったようです。
まぁ、単純作業とは言っても、大量の商品となると手間がかかりますからね…
しかし、このような出品→削除→再出品を繰り返す行為は出品停止となるリスクも大きいのでくれぐれも注意してください。
他にもひとつの出品ページで複数の在庫を扱って、たとえば色が複数ある商品を「在庫は他の色もございます。好きな色を選んでコメントしてください。」といった内容の説明で商品を選ばせて販売する行為もNGだったりするようです。
同じ商品でも複数の色の在庫がある場合は、ひとつひとつ別々に画像をアップして出品する必要があるのでご注意ください。
すべての色をセットで販売する場合は大丈夫です。
あと、同一商品もしくはそれに類似する商品を短期間内に大量出品した場合も注意が必要です。
商品自体は微妙に違っていても類似品というだけで出品停止させられてしまう可能性もあるようです。
手元にない商品を空売りしたり、空出品した商品がメルカリで売れたらアマゾンや楽天などで購入してメルカリの購入者さんに発送するといった行為も当然、規約違反となります。
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メルカリから出品停止されたら通知は来るの?
もしメルカリで出品停止になった場合、登録に使用したメールアドレスに事務局からお知らせメールが届きます。
メールの件名は「【重要】メルカリ事務局です」といったものです。
メールの内容は、利用規約に違反した理由や出品停止になったことを通知するといった感じです。
出品停止中は何ができなくなるの?
メルカリ出品停止中の利用制限については、以前に書いた記事でも触れましたが、以下の機能が使えなくなります。
- いいね
- 出品
- コメント
- 購入
- 出品商品の購入
- 再出品
現在取引中の商品については取引メッセージやコメント返信はできるようです。
参考 利用停止させられると?
出品停止になったら復活はできる?出品再開までの道のり
何度も触れているとおり、メルカリで出品停止になった場合の利用制限については、以下のようにいくつかの段階があります。
- 3時間の利用制限
- 12時間の利用制限
- 24時間の利用制限
- 2日間の利用制限
- 3日間の利用制限
- 1週間の利用制限
- 無期限の利用制限(アカウント停止/垢バン)
無期限の利用停止(いわゆる垢バン)以外の出品停止であれば、停止期間が過ぎるまで一切の違反行為はせずに、静かにペナルティが解除されるのを待つというのが賢明です。
また、細かい規約違反を何度も繰り返してしまうと、最終的にアカウント凍結といった厳しいペナルティに発展する危険もあるのでご注意ください。

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