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メルカリとラクマに同時出品!在庫1個を複数のフリマアプリで売る?

メルカリ出品者さんの中にはラクマや他のフリマアプリを併用している人も多いでしょう。

複数のフリマアプリを併用するメリットといえば、商品の露出が増えることによって売れる確率も高くなることです。

たとえば商品をメルカリだけに出品していても全然売れない時、ラクマにも出品してみたら同じ商品を安価で出品しているライバルが少ないせいか、メルカリよりも高く売れた…なんて話も聞いたことがあります。

この場合、先に売れたラクマの方で取引を開始してメルカリの出品ページは公開停止すれば、手元に1個しか在庫がない商品を効率的に販売することができてしまうわけです。

メルカリとラクマは同じフリマアプリではありますが、それぞれ微妙にユーザー層、出品者数、手数料が違います。

手数料だけを見ると同じ販売価格でしたらメルカリよりもラクマで売れた方が販売手数料が安いため、その分利益も取れるというわけです。

こういったやり方で複数のフリマアプリに1個しかない在庫を複数出品(二重出品)している人も結構いたりします。

しかし、複数のフリマアプリに1個しかない在庫を同時に出品するのは、規約上、大丈夫なのでしょうか?

他にもいろいろと不安が出てきます。

  • 複数のフリマアプリに同時出品して少しでも売れる確率を高めたい
  • メルカリとラクマは同時に出品してもペナルティはないのか?
  • メルカリとラクマに二重出品している商品が同時に売れてしまった…どうしよう?
  • 複数のフリマアプリでひとつしか在庫がない商品が同時に売れてしまったら?

この記事では上記のような疑問にお答えします。

メルカリとラクマを併用していたり、併売(同時出品)しているようでしたら、ぜひ参考にしてみてください。

メルカリでは他サイトとの二重出品は規約違反?

以前(2017年頃)、メルカリの利用規約で禁止行為の項目を確認したら以下の文言が記載されていました。

同じ商品を他社のサービスやその他の方法によって、二重に出品すること

この記事を最初に公開した2017年6月17日の段階では、1個しか在庫がない商品をメルカリと他社のサービスを使って二重出品することは禁止行為でした。

しかし、いつの間にかメルカリの利用規約に記載されている文言も以下のように変更されています。

同じ商品を他社のサービスやその他の方法によって二重に出品することにより、お客さま間でトラブルを引き起こすと思われるもの

引用元:その他、不適切と判断される行為(禁止されている行為)

上記の文章をよく読むと商品を二重に出品すること自体が禁止されているわけではなく、二重出品によってトラブルを起こすと思われる行為が禁止されていると解釈することもできます。

以前は具体的に二重出品を禁止していたのに対して、2022年現在では表現が曖昧になっていますよね?

とはいえ、二重出品が原因でトラブルが起こった場合は禁止行為に該当するので注意が必要です。

もしかしたらペナルティーの対象となる危険も考えられます。

トラブルにならなければメルカリと他のフリマアプリにひとつの商品を同時に出品することは可能です。

ただし、絶対にトラブルが起こらない同時出品(二重出品)のやり方はありません。

少なからず取引にはトラブルが付き物なので、メルカリと他のフリマアプリへの同時出品(二重出品)は自己責任で行ってください。

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複数のフリマアプリに1個しか在庫のない商品を同時出品するメリット・デメリット

先ほども触れたとおり、複数のフリマアプリに1個しか在庫がない商品を同時に出品するメリット・デメリットについてまとめてみました。

複数のフリマアプリに1個しかない商品を同時出品するメリット・デメリット
メリット
  • 商品の露出が増える
  • 人の目に触れる機会が増えるため、売れる確率が上がる
  • 販売手数料が安くなる可能性もある
デメリット
  • 出品作業の手間も倍増
  • 商品の管理が少々面倒
  • コメントの返信など手間も倍増する
  • トラブルが発生する可能性がある

たしかにひとつの商品を複数のフリマアプリに同時出品すれば、売れる確率も高くなりますし、場合によっては手数料が安くなることもあるでしょう。

とくにメルカリの販売手数料は高いといわれていますからね…

参考
手数料
メルカリの手数料は高い!それでも利用するのはなぜ?

メルカリでは会員登録、および商品の出品に関して費用はかかりませんが、出品している商品が売れた場合、10%の販売手数料が発生します。 メルカリの販売手数料は、商品を出品する際に自動的に計算してくれるため ...

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しかし、出品するフリマアプリが増える度に出品作業、商品管理、コメントの返信…といった手間も増えます。

また1個しか在庫のない商品が複数のフリマアプリで同時に売れてしまった場合、キャンセル手続きや相手への事情説明などでトラブルが発生する可能性もあります。

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メルカリとラクマに同時出品!両方同時に売れてしまったら?

複数のフリマアプリを使って1個しか在庫のない商品を同時出品(二重出品)する際に注意すべきこととして、各フリマアプリの利用規約を確認しておく必要があります。

メルカリではトラブルが起こらなければ、あくまで自己責任で容認されていたとしても他のフリマアプリでは規約違反になってしまうかも知れません。

事前に同時出品するすべてのフリマアプリの利用規約を確認しておきましょう。

今のところ、メルカリとラクマでしたらラクマに出品する際、「購入申請あり」に設定しておけば同時に売れることはありません。

ラクマの購入申請とはメルカリのように突然商品が売れるのではなく、購入者さんはまず購入申請をした後、出品者さん側で申請を承認しないと購入できない仕組みになっています。

ラクマ出品者さん側が購入申請を承認すれば、購入者さんは購入手続きできるようになりますし、拒否すれば購入できません。

ラクマでは購入申請を拒否しても出品者側さん側にペナルティーはありません。

なので、ラクマとメルカリが同時に売れてしまったとしてもラクマの購入申請を拒否して、メルカリの取引を進めればOKです。

流れとしては以下のとおりです。

  1. メルカリとラクマに同時出品する際にラクマの出品を購入申請ありに設定
  2. メルカリとラクマが同時に購入された
  3. ラクマの購入申請を拒否
  4. ラクマの出品ページを削除
  5. メルカリで取引を進める

ラクマのガイドラインでは、売り切れた商品・販売意思のない商品の掲載はNGとなっているため、一応削除しておきましょう。

1個しか在庫のない商品をメルカリとラクマ両方のフリマアプリに出品する場合、ラクマ出品時に「購入申請あり」を設定しておけば、他のサイトとの二重出品より比較的安全です。

もし現在、ラクマを利用していないようでしたら、以下の記事を参考に招待コードを入力すると招待ポイントがもらえて少しオトクです。

フリル(FRIL)手数料無料のフリマアプリ
ラクマの招待コードをどこに入力すればポイントがもらえる?(2024年版)

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「他でも出品していますので…」「他サイトにも出品中」という例文

メルカリだけでなく、複数のフリマアプリに1個しか在庫のない商品を出品する場合、メルカリの商品説明文に以下のような文言を記載する人もいたりします。

複数のフリマアプリに出品中の例文

  • 他でも出品していますので購入前にコメントしてください。
  • 他サイトでも出品中!購入前に在庫確認のコメントをお願いします。
  • 他のフリマアプリにも出品中の商品があるため、購入前に在庫の確認をよろしくお願いします。

上記のような文章をもしかしたらメルカリで見かけたことがあるかも知れません。

メルカリの場合、ラクマのような購入申請の有無は設定できません。

なので、購入前の在庫確認を促す文章を商品説明文に記載することでトラブルを回避しようと試みる…といった感じでしょうか。

しかし、メルカリでは商品説明文をよく読まずにいきなり購入してしまうユーザーさんも結構いるので注意が必要です。

購入前のコメントを強要する行為もトラブルが発生した時、メルカリ事務局にマイルールとして判断されてしまう可能性が考えられます。

また、1個しかない在庫がない商品を複数のフリマアプリに同時出品している場合、露骨に「ラクマでも出品中です」とか「PayPayフリマでも販売してます」とか「ヤフオクにも出してます」といったようにメルカリ以外のサービス名を出して誘導しているユーザーさんもいるようですが、他サイトへの誘導はメルカリの利用規約によると禁止行為です。

参考
誘導
メルカリからラクマや他サイトへの誘導は規約違反!ペナルティに注意!

「ラクマにも出品してます!!」 …という文言が書かれた商品ページの説明文をメルカリでたまに見かけることがあります。 メルカリの禁止ワードを回避する方法としてラ〇マ、ラクマといった感じで伏字や半角カタカ ...

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メルカリのガイドには以下の文言が記載されています。

どのようなものが違反になりますか?

  • SNSなど外部のサイトへ誘導する行為、または応じる行為
  • プロフィール、商品説明、コメント欄、取引メッセージなどにSNSのIDや電話番号、その他外部で連絡するための手段を記載すること(QRコードなどの画像も含む)
  • その他、事務局が不適切と判断したもの

引用元:外部サービスなどに誘導する行為(禁止されている行為)

上記では、「SNSなど外部のサイト」とありますが、SNS以外でもメルカリの外部サイトに該当するサービスへの誘導は禁止行為です。

また外部のサイトへの誘導は応じる側にもペナルティーが課される可能性があります。

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メルカリと他サイトに二重出品している商品が同時に売れた時の対処法

先ほどはメルカリとラクマに1個しか在庫のない商品を出品して同時に売れた時の対処法をご紹介しましたが、ラクマのように購入申請の機能がないサービスで同時に売れてしまうと困りますよね?

手元には在庫が1個しかないのに、複数のフリマアプリで何個も売れてしまっているため、在庫が足りません。

こういった複数のフリマアプリで同時に売れた時の対処法ですが、取引する人を選んだら、他の人はキャンセルするしかありません。

もちろん何を優先するかは人それぞれです。

  • 最も利益になる取引を優先
  • 手数料が安く済む取引を優先
  • 安全そうな取引を優先
  • 好感度の高い人との取引を優先

上記はほんの一例に過ぎませんが、取引を優先する相手は慎重に選びましょう。

取引相手を選んだら、在庫が足りないため、他の購入者さんには事情を説明して納得のうえで取引をキャンセルします。

メルカリでの取引をキャンセルする場合は、以下の記事を参考にしてみてください。

参考
キャンセル
メルカリ出品者側が取引キャンセルする方法

メルカリでの取引キャンセルについては、以前も購入者側の立場で取り上げました。 今回は以前の記事とは対照的に、出品者側の立場でメルカリの取引キャンセルについてお届けします。 主な内容としては以下のとおり ...

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また、商品を発送せずに一定期間が経過すると、購入者さん側の取引画面にキャンセルボタンが表示され、購入者さん側でも取引をキャンセルできるようになります。

参考
NO
メルカリで購入者側が取引キャンセルする方法

メルカリでは基本的に取引成立後のキャンセルは認められていないのですが、取引相手や商品に問題があった場合、きちんと手続きを踏むことでキャンセルすることができるようになっています。 なので、単に「気が変わ ...

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もちろん取引をキャンセルするには、相手側にきちんと理由を説明する必要があります。

もしトラブルに発展した場合、メルカリ事務局が介入する可能性もあるので、キャンセルの理由は嘘をつかず正直に伝えましょう。

メルカリ以外のサービスでは、もしかしたらキャンセルによって悪い評価がついてしまうかも知れません。

しかし、これはあくまで自己責任なので仕方ありませんよね?

同時に売れてしまった時、トラブルを起こさないためにも在庫が1個しかない商品を複数のフリマアプリに同時出品する際は、いつもより慎重になりましょう。

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