メルカリに押されてブックオフが連続赤字らしいけど？

何気なくネットを見ていたら、中古本販売大手のブックオフコーポレーションが高級路線に注力しているといったニュース記事が目に飛び込んできました。

記事によると現在、ブックオフはメルカリをはじめとするフリマアプリのあおりを受けていて、メインの書籍やCDの売上が振るわず連続赤字に陥っているといった内容でした。

まぁ、言われるまでもなく要らなくなったものはブックオフで買い取ってもらうよりも、メルカリに出品したほうが高く売れる可能性も高いですし、当然だと思いますよ。

その例の記事がこちらなんですけどね。

以前にもメルカリにシェアを奪われてリサイクル業界が苦戦しているといった内容の記事を書きましたが、まさにそれですよね？

古本業界の最大手として知られるブックオフも例外ではないということです。

メルカリとブックオフはどっちが良いかを比較してみると？

ブックオフに要らなくなった本やCD、DVDなどを買い取ってもらった経験をお持ちの方でしたら、提示される買取価格の安さについては、すでにご存知かと思います。

ブックオフの買取は、古本やCDなどは値が付かないものも沢山ありますし、本なんてまとめて何十冊も買い取ってもらっても全部で数百円にしかならないという声も多数あったりするくらいですからね～

詳しくは、TwitterやGoogleで「ブックオフ　買取　安い」でキーワード検索してみると実情がわかるかも知れません。

私がTwitterで検索した時は買取のレシート画像もいくつかヒットしましたよ（笑）

また、ブックオフは出張買取も行っていますが、わざわざ自宅に来てもらっても捨て値でしか買い取ってもらえないのであれば、メルカリに出品したほうが梱包・発送の手間はかかるかも知れないけれど、まだ手元にお金が残る可能性は高いですよね？

確かに出張買取は、わざわざ不用品をまとめてブックオフの店舗まで持ち込まなくても済むので、一見、お手軽だと思えてしまうのですが、やはりスマホで画像を撮って、その場ですぐに出品できてしまうメルカリと比べると、断然メルカリのほうが便利ですし、スピードも早いです。

「買い取ってもらう」のと「自ら出品して販売する」の違いも大きいですね。

ブックオフに買い取ってもらった商品は、その後、店頭やネットで販売されるのに対して、メルカリは出品してしまえば、直接その商品を求めている人に販売できますからね。

間に買取業者であるブックオフを挟む必要はないというわけです。

メルカリをはじめとするフリマアプリの爆発的な普及によって、個人が誰でも手軽に要らなくなったものを直接、求めている人に販売することができるようになれば、これまで間に入っていた買取業者が淘汰されるのも時代の流れとしては当然ではないかなと…。

メルカリカウルの登場でさらにブックオフは厳しくなる？

本、CD、DVD、Blu-rayといったメディア系商品は、かつてブックオフでも主力の商品でした。

最近は、ゲームや家電、古着などもブックオフでは扱っていますが、先ほどのニュース記事では「主力の書籍やＣＤの売り上げが振るわなかった」と書かれています。

メルカリの台頭によってシェアを奪われたというのに、先日、さらに追い打ちをかけるようにブックオフの主力商品でもある本、CD、DVDに特化したフリマアプリとしてメルカリカウルが提供開始されました。

今後は、さらにブックオフも厳しくなることが予想できますね？

ブックオフは潰れるのか？

ここ数年の間でブックオフが経営的に厳しいだとか、ブックオフは買取価格が安く、販売価格が高いといった声を聞く機会が増えました。

ブックオフの記事がヤフトピに掲載されると、コメント欄には必ずと言っていいほど「最近のブックオフは値段がバカ高い！！」といった書き込みがあったりします。

ブックオフが連続赤字によって、すぐに倒産といった事態にはならないと思いますが・・・

実際に閉店する店舗は多かったりします。

高級路線が果たして成功するかどうかはまだわかりませんが、ひとつ言えることはメルカリをはじめとするフリマアプリの影響というのは、私たちが思っている以上に大きいようにも思えます。

遠くに出かけると身体がしんどい？

最後に本当にどうでもいい話なんですが・・・（笑）

一時期ブックオフに行くと店内でよくかかっていたBGMがあって、その歌詞の一部が確かこんな感じだったんですね↓

lucky

遠くへ出かけると身体がしんどい♪

まったく出かけないと心がしんどい♪

実はこのBGMを聞くと、何をするにもしんどく感じる時期がありました。

この歌を無意識に口ずさむようになったら「しんどい♪」「しんどい♪」と、ネガティブな言葉が潜在意識に刷り込まれて変な自己暗示にかかってしまいそうですね（笑）