「メルカリに出品すれば、だいたいの商品は売れる」といわれていますが、ジャンク品を出品する場合は、注意が必要です。
長い間使っておらず、付属品が欠品していて、動作確認ができない家電や映らなくなったテレビなどもメルカリには多数出品されています。
メルカリでは使えなくなったジャンク品でも普通に売れるわけですが、出品する際にいくつか注意が必要です。
もしかしたら、思わぬトラブルに発展したり、悪い評価をつけられたりする危険もありますからね。
この記事では、メルカリでジャンク品を出品する際に起こり得るトラブルや安全にジャンク品をお金に換える方法について解説していきます。
家に眠っているジャンク品を販売して利益を得たいのであれば、この記事を最後までお読みいただき、安心安全な方法を選択してください。
目次
ジャンク品とはどういう意味?
ジャンク品とは壊れていたり、欠陥や不備があって使用できない状態のものを意味します。
たとえばアダプターが欠品していて動作確認ができない電化製品だったり、電源が入らないスマホだったり、液晶パネルが割れているモニターなどです。
また単に動作確認していないだけで、使える保証のない商品を「ジャンク扱い」としてメルカリに出品している人も結構います。
商品が機能しない、もしくは正常に動作する保証ができない商品をジャンク品と認識しておけば良いでしょう。
メルカリに限らずジャンク品はなぜ売れる?
壊れた商品や事情があって動作確認できていないものは、古くはヤフオク、そしてメルカリでもジャンク品は出品されていて実際に購入する人はいます。
もしかしたら「商品は壊れていて使えないのに誰が買うの?」といった疑問を抱く方もいらっしゃるかと思いますが、ジャンク品というのは、すでに古くなって生産終了している家電などに使われている入手困難な部品も多く含まれているため、主に修理できる人にとっては、需要があったりするわけです。
また、スマホなんかは液晶が割れていても気にせずに使っている人もいたりするので、機種によっては壊れていても十分売れます。
ジャンク品が売れる理由は主に以下のとおりです。
ジャンク品が売れる理由
- 部品取り(必要な部品をジャンク品から取り出して使う)
- 修理して使う
- レアモノは観賞用として保存
メルカリでジャンク品を出品する際の注意点
メルカリはジャンク品も多数出品されていて、実際に売れています。
しかし、ジャンク品の出品する際に注意しなければならないことがいくつかあります。
とくに以下の点には十分ご注意ください。
メルカリにジャンク品を出品する際に注意すること- 商品説明文やタイトルにしっかりとわかるように「ジャンク品」「訳アリ」と記載する
- 商品画像に問題部分(破損箇所や傷の具合など)をアップロードする
- 価格設定は完動品より安くする
上記についてもう少し掘り下げていきましょう。
説明文の書き方
メルカリにジャンク品を出品する場合、必ず目立つように「ジャンク品」や「訳アリ」「故障品」といったキーワードを記載する必要があります。
説明文であれば、冒頭に「ジャンク品です!」とか「訳アリ商品のため、説明文をよくお読みになって、ご理解の上、購入してください。」といった文言を記載しておくと良いでしょう。
説明文だけでなく商品名にも【ジャンク品】といったように記載しておくとわかりやすいです。
また、その商品がなぜジャンク品なのか理由も添えておくと、より伝わりやすくなります。
たとえばスマホでしたら「液晶画面に3センチほどのひび割れがあります」とか、「常に充電した状態でないと使えません」といった感じで、具体的に商品の状態を説明しましょう。
破損部分がわかる画像をアップロード
文章よりも見た目でジャンク品だと伝えるには、商品画像を見てもらう方が効果的です。
たとえば、液晶画面のひび割れでしたら、画像の方が商品の状態がリアルに伝わりますよね?
もちろん画像だけでは不十分なので、説明文やタイトルにも「ジャンク品」であることは記載します。
ジャンク品の価格設定
ジャンク品は壊れていたり、動作に難があるので当然、完動品よりも出品価格は安くしなければ売れにくくなります。
とはいえ、極端に価格を安くすると梱包・発送の手間や送料を考えると、メルカリで売るよりも捨てた方が良い場合もあるので、出品前に同一商品や類似商品のジャンク品を検索して、実際に売れている金額を確認してから値付けすると良いでしょう。
説明文を読まないユーザーによるジャンク品の返品
メルカリに壊れている商品を出品する際に、わかりやすい商品画像や説明文に注意書きとして「ジャンク品」とか、「電源が入りません」とか、「動作確認できません」といった旨を記載するのは当然ではありますが・・・
残念ながらメルカリのユーザーさんの中には、そういった説明をよく見ずに商品を購入してしまう人が一定数いたりします。
↑みたいな質問をしてくる人も実際にいますしね。
こちらは商品タイトルや説明文に「壊れていること」をしっかりと記載しているにも関わらず「知らなかった」という理由で、購入後に返品を要求してくる人もメルカリにはいるということです。
理不尽に思えるかも知れませんが、取引相手から「商品が壊れていて使えないので返品したい」と言われたら、出品者としてはそれに応じる必要も出てきます。
実は、こういったトラブルって結構あるんですよね~
そんな背景も踏まえて、面倒なトラブルを未然に防ぐという目的も兼ねて「プロフ必須」だとか、「購入前にコメント必須」みたいなことを記載しているユーザーさんもいたりしますが、それさえもマイルールに該当するのでトラブルの元になったりするというジレンマ・・・。
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また、相手がジャンク品だということに同意して商品を購入したとしても、悪い評価を付けられてしまう…なんてこともあったりします。
悪い評価を入れる理由は人それぞれなんですが、取引自体には問題がなかったとしても、ジャンク品は動作しないので単純に商品のクオリティを評価して「悪い」を付ける人もいるようです。
ジャンク品というのは、通常の新品や中古の商品よりもトラブルが起こりやすいことを理解したうえで扱わないと、何かとストレスになることが多いものです。
ジャンク品を安全に売る方法とは?
言い方は悪いかも知れませんが、メルカリをはじめとするフリマアプリというのは、比較的リテラシーの低いユーザーさんが多いせいか(?)、ジャンク品を出品する際に商品が壊れていたり、動作確認および動作の保証はできないことをきちんと説明文などに記載していても、よく読まずに購入する人がいるため、トラブルにも発展しやすかったりします。
トラブルが発生しても構わないというのであれば、メルカリにジャンク品を出品するのも良いでしょう。
しかし、たとえジャンク品であっても、需要があれば売れるわけです。
何もメルカリにこだわる必要はありません。
たとえば、メルカリと比較するとヤフオクは古くからのユーザーさんも多く、ジャンク品に理解のある人や部品取りを目的に落札する人もいます。
また、ジャンク品専門の買取サービスもあります。
上記のようなジャンク品を専門的に扱っていて、こちらの事情を理解したうえで買い取ってくれる業者さんだったら安心です!
もちろん、壊れていて動作しないものを売ることになるので、金額的に大きな期待はしないとは思いますが、下手にメルカリに出品してトラブルに悩まされるよりも健全ではないでしょうか?
上記のジャンク品買取サービスの特徴をまとめるとこんな感じで、わりと気軽に利用できたりします。
- 全国送料無料宅配買取
- 24時間毎日オンライン査定が可能
- 出張買取にも対応
また、事前査定は個人情報の入力が不要なので安心です。
参考:事前査定の申し込み
実際にどのようなジャンク品が、買い取られているのか?
公式サイトで確認できるので参考にしてみるのも良いでしょう。
実際に上記のサイトを見てみると、メルカリにジャンク品を出品するよりもトラブルの心配もないので安心だということがわかるんじゃないかな?
当たり前のことではありますが、やはりプロに任せたほうが良いですね~
もし自宅に壊れてしまって動かない電化製品などのジャンク品があって、処分を考えているのであれば、あえてメルカリではなく、専門の買取サービスを利用してみるのもひとつの手段として有効です。
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壊れたパソコンの処分について詳しく書いた記事があるので、ついでに参考になればと思います。
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