注意!
メルカリのオファー機能は2020年10月にサービスを終了しました。
現在メルカリではオファー機能は使えません。
値下げ交渉は従来通り、コメント欄で行ってください。
※この記事はアーカイブとして当時の内容をそのまま残しています。
メルカリにオファー機能が追加されました。
オファー機能の搭載によって、メルカリで商品を購入する際に出品者さんに値下げをお願いしやすくなりました。
オファー機能を利用することで、これまでのように商品ページのコメントで値下げ交渉の書き込みをせずに、直接、出品者さんにオファー価格を提示できます。

メルカリ事務局からのお知らせ
購入者さんにとっては、値下げ交渉のコメントをわざわざ書き込む手間が省けますし、他のユーザーさんに値下げをしているところを見られずに済むので便利ですね?
※2018年6月11日時点でオファー機能が利用できるのは、インテリア・住まい・小物カテゴリーのみとされています。
目次
オファー機能とは?
メルカリのオファー機能とは、購入者さんにとって値下げ交渉がかんたんにできる機能です。
メルカリで値下げ交渉を行う場合、本来でしたら商品ページのコメント欄から出品者さんに以下の内容を書き込む必要がありました。
- 値下げ交渉は可能かどうか?
- 購入希望価格の提示
もちろん、値下げ交渉のコメントは、自分以外のメルカリユーザーさんにも閲覧できてしまいます。
それに対してオファー機能は、商品ページに設置されている「オファー」というボタンをタップするだけで値下げ交渉が可能なので、自分以外のメルカリユーザーにやり取りを見られる心配もありません。
上記のオファーボタンをタップして出品者さんに購入希望金額を提示するだけで、値下げ交渉が可能だということです。
また、出品者さん側は提示されたオファーを承諾するかどうか自分で決めることができるので、オファー価格で商品を売りたくない場合は受けなければOKです。
もちろん、オファーを承諾しなかったからといってペナルティはありません。
オファー機能を利用することで、メルカリユーザーさんたちの間で値下げ交渉の際に問題視されていた横取りが解消されると良いですね?
値下げ交渉については、以下の記事で解説しているので参考にしてみてください。
-
-
メルカリの値下げ交渉・例文&やり方
メルカリはフリマアプリなので個人間の売買という特性もあって、ほしい商品を少しでも安く購入するために値下げ交渉ができます。 通常、リアルで開催されるフリーマーケットでも値下げ交渉は頻繁に行われますが、や ...
続きを見る
スポンサーリンク
オファーのやり方・手順
メルカリで購入を検討している商品にオファー機能を使って、値下げ交渉をする際の手順は以下のとおりです。
メルカリ出品者さんへのオファーのやり方- 商品ページでオファーボタンをタップ
- オファー価格を入力
- 「オファーする」をタップして送信
- 出品者さんの対応を待つ
- オファーが承諾されたらオファー価格で購入
実際にスマホの画面を使ってさらにわかりやすいように解説しましょう。
まずは、商品ページのオファーボタンをタップします。
オファー画面に切り替わったら、オファー価格(購入希望金額)を入力して「オファーする」をタップしてください。
出品者さんにオファーを送信すると、お知らせの画面にも以下のように通知されます。
あとは、出品者さんの判断でオファーが承諾されれば、オファー価格で購入手続きを開始すればOKです。
ただし、オファー価格での購入は、出品者さんがオファーを受け取ってから24時間以内に承諾した場合に限定されるのでご注意ください。
また、同時に出せるオファーは10件までという上限があります。
オファーをキャンセルする方法
メルカリのオファーはキャンセルも可能です。
オファーした商品ページで、キャンセルボタンをタップするだけで一度出したオファーをキャンセルできます。
もし間違ってオファーをしてしまった場合でも、かんたんにキャンセルできるということです。
オファーが自動キャンセルされる場合
メルカリの購入者さんにとっては、値下げ交渉に便利なオファー機能ですが、はやり最終的には出品者さんの判断に委ねられます。
購入希望者さんがオファーを出しても、場合によっては自動キャンセルになることもあるのでご注意ください。
オファーが自動キャンセルになるのは、以下の条件が成立したときです。
オファーが自動キャンセルされるケース-
オファーが出品者さんに承諾されなかった
-
オファーをしてからそのまま24時間が経過されてしまった
-
他のユーザーさんに購入されてしまった
-
出品者さんがその商品の出品を編集・削除した
メルカリ出品者はオファーを受けたらどうすればいい?
もし自分がメルカリに出品している商品に購入希望者さんからオファーが入った場合、出品者さんがやることはシンプルです。
基本的に出品者さんは、提示されたオファー価格で自分が出品している商品を販売するかどうかを決めるだけですからね。
手順としては以下のとおりです。
オファーを受けたメルカリ出品者さんがやること- オファーが入ると通知が届くので「やることリスト」を確認
- 該当商品リストを選択
- オファー価格を確認
- オファー価格での販売に同意する場合は「オファーの価格で売ります」ボタンをタップ
- 商品が購入されたら通常どおりに取引を行う
先ほども少し触れましたが、オファーを受けてから24時間何もしなければ自動キャンセルになります。
また、オファーが入っている状態で他のユーザーさんが販売価格で商品を購入した場合、オファーを承諾しなければ、そのまま取引を進めることが可能です。
メルカリボックスには不満の書き込みも?
今回、インテリア・住まい・小物といった一部のカテゴリーのみ試験的に導入されたメルカリのオファー機能ですが、ユーザー同士が質問できるメルカリボックスを覗いてみると、いろいろと意見が書き込まれていて不満を抱いている人もわりと目に止まります。
こういった新しい機能には、賛否両論があって当然ですけどね。
実際のメルカリユーザーさんたちの意見をまとめるとこんな感じです。
- オファー機能の搭載によって、出品者が値下げ交渉を希望していない場合でも値下げの対象となってしまう懸念がある
- 商品出品時に出品ページから「オファーあり・なし」を設定できるようにしてほしい
- オファー機能が、すべてのカテゴリーに適用されたら出品者はオファー価格ありきの価格設定を強いられる懸念がある
- オファー承諾後、いつまで経っても購入しないユーザーが増えそうで心配
- オファーを無視したまま24時間放置する出品者が増えそう
- オファー機能に関するマイルールが増える予感
出品者さんは、商品出品時に「オファーあり・なし」を設定できるようにしてほしいというのは同感です。
やはり、無条件にオファーありが前提となってしまうのは、出品者さんにとって良いことではないかなと…。
オファーに関するマイルールが増える?
今後はオファーに関するマイルールは増えるかも知れません。
マイルールについては以下の記事で解説しています。
-
-
メルカリのマイルール(独自ルール)はトラブルのもと?
メルカリに少し慣れてくると、プロフィールや商品説明文に、やたらと取引について条件を押し付けるかのような記載をしているユーザーが目に付くことがあるかと思います。 たとえば「プロフ必読!!」だとか、「即購 ...
続きを見る
ただでさえ、コメント逃げ禁止だとか、購入意思のない「いいね」禁止などといったマイルールが当たり前のようになっているので、オファー機能についても以下のようマイルールを独自で主張するユーザーさんが出てくることは安易に想像できます。
オファーに関するマイルールの事例- オファーしてきたらブロックします!!
- オファーは可ですが、承諾後24時間以内に購入しない場合は通報&ブロックします!
- オファー逃げ禁止!!
- 値下げ交渉はオファーではなく必ずコメントでお願いします!
オファー機能の搭載によって、新たに上記のようなマイルールを主張するユーザーさんも増えると思います。
また、販売価格をわざと高額に設定しておいて、オファー機能を利用して一番高い金額を提示した人に売るといった感じのオークション的な出品方法もできてしまうと新たな問題やトラブルにつながる危険もあります。
オファーを出したユーザーさんは、出品者さんにしかわからないようになっていますからね…。
オファー機能によって、購入者さんは値下げ交渉が便利になったとしても、あくまで決定権は出品者さんにあるということは覚えておきましょう。