メルカリに限らず、会社員であれば本業の給料以外に年間20万円以上の収入を得た場合などには確定申告をする必要があります。
とくにメルカリは不用品の個人売買をコンセプトとしたフリマアプリという特性があるため、たとえ収益を得ることを目的に利用しているユーザーさんであっても、事業を営んでいるという自覚がなかったりする場合も多いようです。
確定申告しなくても大丈夫?
確定申告しなければいけない状況であるにも関わらず、申告しなくてもバレなければ大丈夫だと考えるのは非常に危険です。
国民である以上、納税は義務ですからね。
しかし、条件によっては確定申告しなくても良い場合というのもあるので、自分が確定申告をする必要があるのかどうかについては下記の記事を参考に判断していただければと思います。
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メルカリで確定申告が必要な人と不要な人の違いは?
メルカリに限った話ではありませんが、会社から支給される給与所得以外に一定金額以上の収入があったり、専業で自ら物やサービスを販売することで一定金額以上の所得を得ている場合、法律上、確定申告をする必要があ ...
何度も言いますが、確定申告をする必要があるにも関わらず、しないというのは一番危険ですからね。
「もしバレたらその時にすればいい」なんてことを考える人はさすがにいないとは思いますが、無申告というのは脱税なわけです。
また、無申告はもってのほかですが、申告漏れによる追徴課税もあるので注意が必要です。
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無申告がバレると追徴課税や重加算税のペナルティ
もし確定申告をする必要があるにも関わらず、申告しなかったことがバレると追徴課税や重加算税が課されます。
追徴課税については以下のようなものが分類されます。
- 過少申告加算税
- 無申告加算税
- 不納付加算税
- 重加算税
- 延滞税
意図的にバレないと思ってあえて確定申告をしない場合はもちろんですが、単に確定申告を忘れていたという場合もも上記に該当するのでご注意ください。
申告漏れがあった場合も同様です。
詳しくは国税庁のホームページを参考にしてみてください。
確定申告でわからないことがあれば税務署に聞こう
確定申告に関しては、意図的に所得隠しをしたわけではなくても、場合によっては申告漏れとして追徴課税が課せられてしまうこともあります。
知らなかったでは済まされなかったりするので注意が必要です。
もちろん、「バレなければOK」という浅はかな考えで確定申告をしなければ、悪質な所得隠しと判断されて、さらに罪が重くなるというのは言うまでもありません。
ただ税の知識に乏しいと、意図していなかったのに申告漏れになってしまったりする可能性も考えられるので、確定申告で何かわからないことが出て来たら早めに税務署に相談することをお勧めします。
地域にもよりますが、親身になって相談に乗ってくれるところもあるようです。
私も昔、税務署の職員さんに質問した経験があったりします。
私の場合は、あまり親身になってはくれませんでしたけど…。
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マイナンバーで申告していないのがバレる可能性も?
マイナンバー制度の導入によって、確定申告の必要があるにも関わらずしていない人は無申告がバレる可能性も高くなりました。
マイナンバーというのは、国民ひとりひとりにそれぞれ特有の番号が割り当てられているため、本人を特定することが簡単にできてしまうわけです。
平成28年分以降の確定申告書の提出にはマイナンバーの記載が必要となりました。
確定申告の方法については下記の記事を参考にしてみてください。
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メルカリの確定申告…やり方は難しい?
メルカリで商品を販売した結果、そこから得た年間の利益が一定金額以上だった場合、確定申告をする必要があります。 …とは言っても、初めて必要に迫られて確定申告をする場合、いろいろとわからないことや不安もあ ...