メルカリに出品した商品が「なかなか売れないなぁ~。おかしくない?」と思ったので、自分の商品を検索してみたら・・・
というユーザーさんがある時期、続出したことがありました。
すでにご存知かとは思いますが、いわゆる圏外飛ばしってやつですね?
検索結果画面だけでなく、通常メルカリを起動すると表示されるトップページには「おすすめ」といって新しく出品された商品が一覧表示される仕組みになっているのですが、圏外飛ばし対象になるとおすすめに表示されなくなってしまいます。
メルカリに出品した商品が、おすすめに掲載されないということは売れないですよね?
・・・ということで、今回はネット上に飛び交うユーザーさんたちの生々しい声も後半あたりで取り上げつつもメルカリでの圏外飛ばしについてお届けします。
目次
圏外飛ばしとは?
圏外飛ばしという言葉はメルカリユーザーさんの間で使われていて、短期間に大量の出品や削除、再出品を繰り返すと、メルカリのおすすめや検索結果ページに自分の出品した商品が表示されなくなる現象を意味します。
メルカリの新着や検索結果に自分の出品した商品が表示されないということは、当然ですが他のユーザーさんの目にも止まらないので売れ難くなるといった弊害が出てきますよね?
下記の記事でも以前、自動出品ツールを使って商品を大量に出品していた業者のアカウントが規制された際に、出品した商品がタイムラインや検索結果に表示されなくなったという話が出てきますが、簡単に説明するとこれが圏外飛ばしです。
-
メルカリに再出品する頻度はどれくらい?
メルカリで売れないまま時間が経ってしまった商品は、タイミングを見計らって再出品することで売れやすくなるというのは、すでに過去にも触れましたが、頻繁に出品ページの削除と再出品を繰り返しているとペナルティ ...
メルカリで圏外飛ばしの対象になってしまうと、おすすめや検索結果に自分の出品した商品が表示されなくなるため、他のユーザーさんの目に止まる機会がなくなり、売れなくなります。
スポンサーリンク
メルカリの圏外飛ばしは一部の大量出品業者への対策?
現在ではメルカリShopsを含め、業者も参加しているメルカリですが、一部同一商品を大量に同時出品したり、マナーの悪い業者もいたりするのが現状です。
一時期はメルカリで大量出品するためのツールを使用する業者も結構いました。
ひとつのアカウントが同一商品を大量にメルカリに出品すると、おすすめや検索結果ページが同一商品で埋め尽くされてしまいます。
同じ商品ばかりおすすめを占拠すると、他のユーザーさんもメルカリが使い難くなるため、メルカリ事務局としても対策を強いられます。
公式にメルカリが圏外飛ばしについて言及しているわけではありませんが、業者とみられる一部のアカウントへの対策として圏外飛ばしを導入した説も考えられるのではないでしょうか?
とはいえ、業者以外でも圏外飛ばしの対象になるので注意が必要です。
メルカリ圏外飛ばしを売れなくなった時に疑うのは遅い?
メルカリに商品をたくさん出品しているのにまったく「いいね!」やコメントがつかなくなったり、再出品しても一向に売れなくなったら、圏外飛ばしを疑ったほうが良いかも知れません。
圏外飛ばし対象の原因には以下のようなものがあります。
圏外飛ばしの原因
- 同じ商品を多数連続して出品している
- 短期間で大量に商品の出品や削除を繰り返す
- 画像を使いまわしている商品を多数出品
- 短期間で価格を何回も変更している
- 短期間に再出品を繰り返す
- 転売業者として認定されている
公式な発表があったわけではないのであくまで憶測ですが、上記のようなアカウントはメルカリで圏外飛ばしの対象となりやすいと思ったほうが良いかも知れません。
圏外飛ばし対象となると先ほども触れたとおり、メルカリに出品している商品が売れなくなります。
売れなくなってからでは遅いので、できればその前に圏外飛ばしを疑ったほうが良いでしょう。
スポンサーリンク
メルカリの圏外飛ばしがわかる方法は?
わりと人気商品なのに、これっておかしくない?
同じ商品を出品してる他の人は売れてるのに・・・
↑…といった場合、試しに自分の出品した商品をメルカリで検索してみると良いですよ。
もしかしたら圏外飛ばしにあっているかも知れません。
自分の商品を検索する際には、スマホよりもweb版メルカリを使ったほうがやりやすかったりします。
アプリ版のメルカリだと、出品ページの並びが出品した順番で表示されるのに対して、web版メルカリはタイムラインに掲載された順番で表示されるため、出品したばかりの商品が以前に出品した商品よりも後ろに表示されていたら、圏外飛ばしの可能性があると考えられます。
メルカリで自分の出品している商品が圏外飛ばし対象かどうかを確認する方法については、以下のようなものがあります。
メルカリで圏外飛ばしの確認方法
- 実際に商品名で検索してみる
- 商品の閲覧数を確認してみる
- 新着に掲載されているか確認してみる
メルカリで商品名を検索
メルカリの検索窓に自分の出品している商品名を入力して、実際の検索結果を確認しましょう。
商品名で検索して検索結果にその商品がヒットしない場合は、圏外飛ばし対象の可能性が考えられます。
商品の閲覧数をチェック
メルカリでは商品がどれだけ閲覧されたかわかる仕組みになっています。
閲覧数の見方については以下の記事を参考にしてみてください。
閲覧数がいつまで経ってもゼロのままの商品は、もしかしたら圏外飛ばしの対象になっているかも知れません。
新着に自分の出品した商品が表示されるかどうか確認
メルカリに出品した商品は、基本的に出品してから数分程度で新着に表示されます。
しかし圏外飛ばし対象となった場合、いつまで経っても新着には表示されません。
メルカリに出品したばかりの商品が、新着に掲載されない場合は圏外飛ばしの可能性が考えられます。
スポンサーリンク
メルカリ圏外飛ばしの解除方法は?
今のところ圏外飛ばしに引っかからないための対処法は、以下のとおりです。
メルカリ圏外飛ばし対処法
- 大量出品はしない
- 再出品を繰り返さない
- 価格を頻繁に変更しない
- 商品画像を使いまわさない
- 圏外飛ばし対象になったら、しばらく出品を控える
- 出品を控えても圏外飛ばしが解除されない場合は、メルカリ自体の利用も控える
また1日の出品数は気をつけたほうが良いかも知れません。
どれくらいの頻度だったら安全なのか?についてはメルカリの公式アナウンスや明確な基準があるわけではないので、一概には何とも言えないのが現状です。
メルカリにたくさん出品したい商品がある場合は、毎日コツコツと小出しに出品していけば比較的安全だと思います。
当然、自動出品ツールの使用や同じ商品(色違いも含む)を連続して何個も出品する行為は危険です。
メルカリでは出品のやり方に問題がある場合、ペナルティ対象となってしまう可能性もありますからね。
圏外飛ばしは、主にメルカリ無在庫販売などで大量の商品を出品している一部の業者アカウントの取り締まりが目的と言われてきましたが、最近は、普通に利用している個人のユーザーさんにも被害が及んでいるようです。
スポンサーリンク
圏外飛ばしからの復活を狙うには放置が一番?
圏外飛ばしにあってしまってメルカリのタイムラインに自分の出品した商品が上位表示されなくなった場合、復活する方法はあるのかというと100%補償できるような手段は今のところ残念ながらありません。
しかしネット上には、いつの間にか圏外飛ばしがなくなったという話もあったりします。
圏外飛ばし解除の条件があるかどうかは現時点ではわからない…というのが正直なところですが、圏外飛ばしにあってしまったら下手に出品商品の削除や再出品をするのではなく、1~2週間ほどそのまま放置しておくと規制を受ける前の状態に戻ることもあるようです。
上記の方法で圏外飛ばしから100%復活できるとは言い切れませんが、そっとしておくというのもひとつの対策です。
焦って一度出品した商品を削除して再出品みたいなことをすると、かえって逆効果だったり可能性もあるので気をつけましょう。
Twitterではメルカリで圏外飛ばしにあったという人のつぶやきも確認できる
メルカリユーザーさんの間でも度々、話題に挙がる圏外飛ばしなんですが、Twitter上でも話題になっています。
上記↑のつぶやきはごく一部ですが、メルカリでの圏外飛ばしについてのTwitter上の反応です。
圏外飛ばしで出品した商品がタイムラインに上位表示されず、売れなくて困っているユーザーさんの生々しい声が伝わってきます。
もともとは無在庫販売を繰り返す一部の業者アカウントの取り締まり対策だった圏外飛ばしなんですが、一般の利用者さんも巻き込まれて被害を受けている様子が伺えます。
中には「今も無在庫販売している業者は上位表示されているのに健全な利用者の自分は圏外」といった意見もありましたが、おそらく業者アカウントは規制されたら新しいアカウントを取得して次々と乗り換えているだけで、たまたまそれが上位表示されているのではないかなと…。
圏外飛ばしについて問い合わせてもメルカリ事務局側の対応は期待できない
圏外飛ばしについてメルカリ事務局に問い合わせをするユーザーさんも結構いらっしゃるようですが・・・
いずれも返答なしか、良い返事は期待できないといった感じです。
事務局に圏外飛ばしを解除するようにメールしたという人もいるみたいなんですが、一方的に解除を要請したところでそれは難しいかと思われます。
ネット上では「利用者に利益を生ませないためにメルカリ運営側が故意に圏外飛ばしをやっている」みたいな意見もあるようです。
しかし、ここまでくるとちょっと被害妄想かな?なんて思ってしまいますね…。
…とは言っても、本来は規約違反を繰り返す一部のアカウントを取り締まるための対策である圏外飛ばしが、健全な一般の利用者さんにも適用されてしまって実際に「メルカリに出品しても売れない」という被害が出ているのであれば、これは大きな問題ですよね?