メルカリを何気なく眺めているとたまに「確認用」というタイトルで出品されている商品が目に止まったりすることはありませんか?
出品価格も9,999,999円といった感じで、売る気がまったく感じられない値段だったりして、まだメルカリを始めたばかりで慣れていない初心者さんにとっては、もしかしたら不思議に思うかも知れませんね。
でも、この「確認用」とタイトルに記載された商品は、決してイタズラなんかではなく、いわゆる「●●様専用」といった専用ページと同様にきちんと意味があったりするものです。
そんなわけで今回は、メルカリでたまに見かける謎の確認用ページについてお届けしていきます。
実は私も過去に何度か確認ページを作成したことがあったりします。
確認用ページというのはメルカリ独自の文化だったりするので、是非この機会に知識として覚えておくと後々何かしら役に立つことがあるかも知れません。
目次
メルカリで見かける確認用ページの意味
冒頭でも触れたメルカリで見かける確認用ページというのは、下記の画像のようなものを言います↓
上記の商品はいずれもタイトルに「確認用」と記載されていて販売価格が999,999円といった感じで、あえて誰にも購入されないように出品されています。
単に確認ページと呼ばれることもありますが、確認用ページと意味は同じです。
こういった確認用ページというのは、購入してもらうことを目的として出品されていないため、あえて高額な値段を設定しているということです。
メルカリでの確認用ページの目的というのはいくつかあって、主に以下のような理由で作られることが多いです。
- 出品している商品の画像が4つ以上必要
- 出品している商品のコンディションを詳細に伝えるため
- 購入した商品に問題があり、証拠画像の確認用
上記以外だとオーダーメイド商品などで作成している商品の確認用に使われることもあるようです。
メルカリでは出品時にアップロードできる商品画像が4点までとなっているため、商品の状態を細かく説明したい場合、さらに画像が必要になったりすることもあります。
たとえば、洋服やバッグなどでも細かい傷や汚れ、ホツレなどが数ヶ所あって、ひとつひとつの状態がよくわかるようにそれぞれの箇所のアップ画像が必要な時、4つの画像だけでは伝わり難かったりします。
また、出品している商品の説明文にきちんと状態について記載していても、他のユーザーさんから「画像があったほうがもっとわかりやすいのでお願いできませんか?」といったコメントが書き込まれることもあります。
そんな時に本来の出品ページとはまた別の出品ページをあらたに作成して、商品の状態が詳細にわかるような画像をアップロードしておくとそのページを確認用として機能させることができます。
あと、メルカリで購入した商品に何か問題があって、返品をめぐって取引相手と話し合いをする際に、受け取った商品がどのような状態なのかを確認してもらうために確認用ページを作成して、画像をアップロードするという使い方もあります。
たとえば、自分が購入した商品が壊れた状態で届いた場合、まずは受取評価をせずに出品者さんにその旨を説明する必要がありますよね?
場合によっては、返品および取引キャンセルの同意を得るために、当事者同士の話し合いで「どのような状態で商品が届いたのか?」を相手にも確認してもらいます。
その際に確認用ページを作成することで、壊れた状態で商品が届いたということを証明するといった使い方ができます。
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確認用ページの見方
確認用ページを作成したら、その商品の出品者さんは他のユーザーさんにも確認してもらうために商品の説明文に「確認ページを作りました」といった一文を掲載するとわかりやすいです。
また、コメント欄に「詳細な画像をアップできませんか?」という書き込みがあって、その要望に応える場合においても、「確認ページを作成したのでご確認ください」と返信することで相手に伝える必要があります。
確認用ページが作成されている商品というのは、説明文やコメント欄にその旨が追記されている場合がほとんどだったりします。(※返品や取引キャンセルの場合を除く)
なので、そういった商品の確認用ページを閲覧したい場合は、その商品の出品者さんのプロフィールページを開くと出品している商品が一覧表示されているので、そこから該当する確認用ページを見つければOKです。
メルカリでの確認ページの作り方
メルカリを利用していて、もし確認ページが必要になった場合、その作成方法は極めてシンプルです。
基本的には、出品している商品ページとは別に新たに同じ商品を出品して確認ページを作成します。
確認ページの作り方については、まず商品の細かい部分など相手に確認してほしい画像をいくつか撮影して出品画面でアップロードします。
商品タイトルは「確認用」とか「確認用+商品名」とか「確認用+●●様」といった感じで販売目的ではなく、あくまで確認用であることがわかるようになっていればOKです。
説明文もシンプルに「確認用です」だけでも結構ですし、必要があれば「◯◯(商品名)の傷の部分のアップです」とか「◯◯(商品名)の詳細画像です」といったように画像の補足を簡単に書いておけば良いでしょう。
そのページを見た人が販売を目的とするわけではなく、商品画像の確認用に作られたページだと理解できる内容でしたらOKです。
また、価格は販売目的ではなく、あくまでも確認用の出品なので、購入できないような高額に設定するのが一般的で、9,999,999円で出品するとわかりやすいかと思います。
なお、メルカリの出品の仕方は下記の記事で説明しているので参考にしてみてください。
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メルカリ出品の流れ・初めての出品も安心!
メルカリを利用する理由は人それぞれではありますが、以下の2つのうちどちらかではないでしょうか? ほしい商品をできるだけ安く購入したい 自分の商品を出品してお金に換えたい メルカリでほしい商品を購入する ...
確認ページの作り方を簡潔にまとめると以下のとおりです。
- もともとの商品ページとは別に新たに出品ページを作成
- 本来の商品の詳細な画像をアップロード
- 商品タイトルは「確認用+◯◯(商品名、相手のユーザー名)」がわかりやすい
- 説明文は「◯◯(商品名)の確認用です」と記載しておくとわかりやすい
- 販売価格はあえて購入されないように9,999,999円などの高額にする
- もともとの商品ページの説明文やコメントの返信に「確認ページを作成しました」と追記
ただし、確認用ページというのはメルカリ独自の文化のようなもので、公式に認められた出品方法ではないため、自己責任での利用となることを認識したうえで活用しましょう。
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確認用の画像はどうする?
メルカリの確認用ページの作り方について解説しましたが、確認用ページで最も重要なのは商品の画像です。
先ほども触れたとおり、問題の箇所が明確にわかるような商品画像をいくつかアップロードすることをおすすめします。
撮り方や角度を変えて、客観的に見てもその商品が購入時の説明と違うものであることを証明することが確認用ページの目的です。
メルカリの出品画像は最大10枚までアップロードできるので、必要であれば画像は1枚よりも複数枚アップロードしたほうが相手にも伝わりやすいでしょう。
また、アップロードした商品画像を編集画面で加工して、問題の箇所がわかりやすいように色枠で囲ったり、矢印を引いたりするメルカリユーザーさんいるみたいです。
確認用ページは取引相手に伝わりさえするばそれでOKです。
メルカリでは確認用ページは違反?
先ほど確認用ページはメルカリの独自文化のようなものであり、公式には認められていない方法だと書きましたが、その通りです。
メルカリの利用規約によれば、販売を目的としない出品行為は禁止行為とされています。
確認用ページも上記の規約に該当すると考えて良いでしょう。
とはいえ、現在のメルカリでは購入した商品に問題があり、出品者さんから取引キャンセルの同意を得る際、商品の細かい状態を確認する手段が確認用ページの他にありません。
他に最適な方法がないため、仕方なく確認用ページを使うしかないというのが現状です。
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メルカリで確認用ページが削除された?
メルカリで確認用ページを削除されたという話も実際にあります。
たとえば、以下のサイトではメルカリで商品を購入したら、違うものが届き、出品者さんに連絡したら確認用ページを作成してほしいと頼まれたので、確認用ページとして出品したらメルカリ事務局に削除されたとのことです。
メルカリ事務局に「確認用」を削除されました。
昨夜、ハンドメイドで違った物が届きました。
出品者から確認用で届いた商品を見せて欲しいと言われ、初めて確認用として出品しました。すると、すぐに削除されました。
メルカリ事務局の説明では「売る必要性のない物の出品は禁止」とのことでした。引用元:Yahoo!知恵袋
先ほども触れたとおり、確認用ページはメルカリの利用規約によると禁止行為に該当するため、運悪く削除されるリスクも想定しておく必要があります。
また、メルカリでは確認用ページとして出品すると、反映されない場合もあるようです。
実際に以下のような実例もあります。
至急です。メルカリで購入された商品に不備が見つかり、確認用として新しく出品したのですが、私の出品ページに載りません。出品中には表示されます。バージョンは4.66.0です。
引用元:Yahoo!知恵袋
このような事例もあるので、メルカリで購入した商品に不備があった場合、できるだけ確認用ページを作成せずに取引キャンセルにもっていきたいものですね?
メルカリ出品者さんは必読!
メルカリ出品者さんは、こちら↑をお読み頂ければ、出品方法やその手順、商品を少しでも高く売るためのコツ・テクニック、梱包・発送、注意点、トラブル対処法などが一通りわかるようになっています。